こんにちは。あいうえです。
今日も、ちょっと役立つお話をお届けします。
今回は、PREP(プレップ)法のお話です。
「それで、結局なにが言いたいの?」 そんな言葉を投げかけられた経験はありませんか?
私自身も、昔はそうでした。 丁寧に話しているつもりなのに、聞き手の反応はいまひとつ。 特にプレゼンや報告の場では、「伝えたはずなのに、うまく伝わっていない」ことが多々ありました。
その原因のひとつは、「結論が最後」になっていたこと。 相手にとっては、何を聞かされているのかが途中までわからず、理解も納得もしにくい状態だったのです。
今回は、そんな悩みを解決する話し方のフレームワーク、 PREP(プレップ)法をご紹介します。
PREP法とは?
PREP法は、「結論から話す」ための構成法です。 論理的に、わかりやすく、そして説得力をもって伝えることができます。
ビジネスの場だけでなく、SNS投稿やブログ、日常会話にも応用できる、シンプルかつ実践的なフレームワークです。
PREPは、以下の4つの要素で構成されます:
- P:Point(結論) – まずはズバッと結論から
- R:Reason(理由) – なぜそう言えるのか、理由を説明
- E:Example(具体例) – 実例やデータで補強
- P:Point(再結論) – 最後にもう一度、結論で締める
実践テンプレート 〜こんなふうに使います〜
たとえば、納期に関する説明をするときは──
① Point(結論) 「ご依頼いただいた納期について、予定通り対応可能です。」
② Reason(理由) 「現在の進捗状況を確認したところ、作業に遅れはなく、必要な人員・資材も確保できているからです。」
③ Example(具体例) 「○○工程はすでに80%完了しており、△△工程も来週中には終わる見通しです。」
④ Point(再結論) 「したがって、ご希望の納期には問題なく納品できる見込みです。」
短い会話でも、しっかりした文章でも使えるのがPREP法の強みです。 この構成を意識するだけで、驚くほど話の伝わり方が変わります。
PREP法が活きる場面
PREP法は、以下のような場面で特に効果を発揮します:
- 会議や打ち合わせでの発言
- クライアントへの提案・報告
- メールや企画書の作成
- ブログやSNS投稿の構成
- 自己紹介や自己PRの整理にも
どんな状況でも、「まず結論から伝える」という姿勢は、相手への配慮にもなります。
まとめ 〜PREP法を使いこなそう〜
- PREP法は、「結論 → 理由 → 具体例 → 再結論」の4ステップ。
- ロジカルに、シンプルに、わかりやすく伝える技術です。
- ビジネス・日常問わず、すぐに実践できます。
伝え方ひとつで、話の印象も理解度も変わります。 もしあなたが、「話がうまく伝わらないな…」と感じたことがあるなら、 ぜひこのPREP法を試してみてください。

はじめにおやつがほしいって言えばいいんだね
次回は、PREP法と似ているようでちょっと違う、 SDS法というもうひとつのシンプルな話し方をご紹介します。
こちらも「短く、要点を伝える」のにピッタリなフレームワークです。ぜひご覧下さい。
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