【解説】SDS法とは?要点をコンパクトに伝えるシンプルな話し方

「話が長い」と言われたことがある…… 「もっと簡潔に伝えたいけど、どう話せばいいかわからない……」

そんな悩みを持つ方におすすめなのが、今回のSDS法というフレームワークです。 今回は、「短く・わかりやすく伝える技術」として、このSDS法の使い方やメリット、注意点をまとめました。

前回、ご紹介したPREP法とあわせて使えば、場面に応じて話し方の引き出しが広がります。


SDS法は、

Summary(要点・結論) → Details(詳細) → Summary(要点・結論)

という順番で、話や文章を組み立てる方法です。

最初に要点をサッと言って、あとから詳しく説明し、最後にまた要点をまとめ直す。 とてもシンプルなのに、「伝わりやすさ」が格段に上がります。


  • Summary(要点・結論)  → まず、「何を伝えたいのか」をはっきり一言で伝えます。
  • Details(詳細)  → その結論を支える具体的な情報、エピソード、説明を加えます。
  • Summary(要点・結論)  → 最後にもう一度、最初の要点を簡潔に繰り返してまとめます。

例:自己紹介の場合

「私は現在、Webライターとして活動しています(Summary)」「前職では販売業をしていましたが、文章を書くのが好きで、今は主にブログ記事やコラムの執筆をしています(Details)」「つまり、文章を通じて人の役に立てる仕事をしています(Summary)」

短い時間でも、相手に伝えたいことがスッと入ります。


◎メリット

  • 要点を最初と最後に言うから、伝わりやすく記憶に残りやすい
  • 構成がシンプルなので、短時間のスピーチや報告に向いている

△デメリット

  • 複雑な内容や説得が必要なシーンでは情報が薄く感じられることもある

PREP法(結論→理由→例→結論)やDESC法(状況→感情→提案→選択)と比べると、SDS法は説得や交渉よりも、“わかりやすさ重視”のフレームワークです。

  • 「簡潔に話したい」
  • 「伝えたいポイントがひとつだけある」

そんなときにこそ、SDS法は力を発揮します。

<span class="fz-14px"><strong>しばあいうえ</strong></span>
しばあいうえ

すっきりしてわかりやすいね


✔ 最初に要点 ✔ 中で詳細を説明 ✔ 最後にもう一度要点

これだけで、話の流れが明確になり、聞き手の理解度がぐっとアップします。

とくに、自己紹介、ミニプレゼン、報告などのシーンではすぐに使えるので、ぜひ試してみてください。

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