セールスコピーの王道フレーム|「PASONAの法則」とは?

ライフスキル

こんにちは。あいうえです。

今日も、ちょっと役立つお話をお届けします。

今回は、PASONA(パソナ)の法則のお話です。


はじめに

「いい商品なんだけど、うまく伝えられない…」

「何をどんな順番で書けば、相手に響くのか分からない…」

そんな悩みをスッキリ解決してくれるのが、今回ご紹介する 「PASONA(パソナ)の法則」です。


PASONAの法則とは?

「PASONAの法則」とは、 マーケティングやセールスコピーでよく使われる鉄板のフレームワークです。

提唱したのは、日本の著名マーケター・神田昌典さん。 ダイレクトメールやランディングページ、求人広告など、さまざまな場面で応用されています。

名前の「PASONA」は、以下の英単語の頭文字から取ったものです。

項目意味・内容
P(Problem)問題提起:読者が抱える悩み・課題を示す
A(Agitation or Affinity)煽り or 親近感:問題の深刻さを強調、または共感を引き出す
S(Solution)解決策:自社商品やサービスでどう解決できるか提示
O(Offer)提案:無料体験・特典など具体的なオファー(※省略されることも)
N(Narrow down)絞込:限定性や緊急性を示し、今行動する理由を作る
A(Action)行動:購入・申込・問い合わせなどを促す

具体的な流れの一例

Problem(問題)

 「最近、肌のくすみが気になり始めていませんか?」

Agitation(煽り)

 「そのまま放っておくと、老けて見られる可能性も…」

Solution(解決策)

 「そんなあなたにおすすめなのが、○○美白化粧水!」

Narrow down(絞込)

 「今なら先着500名様限定の特別価格!」

Action(行動)

 「いますぐお申込みください」

このように、「悩み → 共感 → 解決策 → 限定感 → 行動」へと自然に導くのがPASONAの力です。


なぜ、いまPASONAなのか?

この法則が生まれた背景には、

「いい商品を持っていても、どう伝えたらいいか分からない」

という現場の声がありました。 さらに、当時よくあった「不安や恐怖を煽るコピー」ではなく、 読者との信頼関係を築くポジティブな手法が求められていたんです。

その結果、「煽り(Agitation)」から「親近感(Affinity)」へ、 「押し売り」から「提案(Offer)」へ──と、進化した形になっています。

しばあいうえ
しばあいうえ

しんきんかんっていいね


誤解しやすいポイント:「株式会社パソナ」とは無関係です

「PASONA」と聞くと、「人材派遣の会社?」と思われがちですが、 この法則は 企業とはまったく関係がありません。 あくまでフレームワークの頭文字を組み合わせた造語です。


まとめ

PASONAの法則は、商品やサービスの魅力を最大限に伝えたいとき、 「何をどう順番に伝えるか」を明確にしてくれる地図のような存在です。

  • 問題提起で引き込む
  • 共感・限定感で行動を後押し
  • そして最後に具体的なアクションを促す

この流れを押さえれば、伝わる文章・売れるコピーがグッと近づきます。


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