こんにちは。あいうえです。
今日も、みなさんの生活にちょっと役立つお話をお届けします。
前編では、商品の魅力を伝えるためのフレーム「FAB」の基本と具体例をご紹介しました。 今回はその応用版「FABE」や、使ううえで注意したいポイントを解説します。
応用編:FABEという考え方
FABをより強力にする方法として、「E(Evidence=証拠)」を加えたFABEという形もあります。
FABEの構成
- F:Feature(特徴)
- A:Advantage(利点)
- B:Benefit(恩恵)
- E:Evidence(証拠・裏付け)
どんな証拠「E」が有効?
- 実際に使ったレビューや口コミ
- 使用シーンの写真や動画
- 比較や性能を示す数値データ・表
- 専門家のコメントや公式情報
これらの「E」が加わることで、「ほんとにそうなの?」という読者の疑問を先回りして払拭できます。 信頼性がアップし、提案全体に厚みが生まれます。
FABの注意点・デメリット
便利なFABですが、使い方を間違えると逆効果になることも…。 以下のような点に注意が必要です。
欠点が伝わりにくい
FABは「いいところ」にフォーカスしがち。弱点や注意点が抜けると、後でがっかりされてしまう可能性も。
誰に伝えるのかがあいまいだと伝わらない
FABは、伝える“相手”によって伝え方が大きく変わります。
同じ商品でも、相手がどんな人かによって、刺さるポイントが変わってくるんです。
たとえば:
- 忙しい人には「時短になる」が魅力に
- コスパ重視の人には「長く使える」が響く
このように、相手の立場や関心に合わせて伝え方を変えないと、「いい商品なのに、響かない…」ということになりかねません。
だからこそ、「この商品を誰に届けたいのか?」をあらかじめ考えておくことが大切です。
補足ポイント:FABは“相手目線”で磨かれる
FABはあくまで「伝える側の構造」なので、 最後にもう一度、“受け手の目線でチェック”してみてください。
- この説明で相手の疑問に答えられているか?
- 不都合な点をあえて隠していないか?
- 「なるほど」と思ってもらえるか?
デメリットも含めて丁寧に伝えることで、かえって信頼感が高まることもあります。

しばあいうえ
あいてのことを考えるって大切だね
おわりに|FABは“伝える力”を磨く道具
FABは、単なるテンプレートではなく、「誰に・何を・どう伝えるか」を整えるための考え方です。
言葉がまとまらないとき、何から話すべきか迷ったとき、 ぜひFAB(+FABE)を使ってみてください。
あなたの伝え方に、きっと新しい視点が加わります。
この記事のまとめ
- FABEとは? FABに「Evidence(証拠)」を加えた応用形。説得力と信頼感を高められる。
- 注意点とコツ 「 弱点も含めて正直に伝える」「 相手の立場で考える」「 Benefit(恩恵)」までしっかり届けること
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