クラシックノートブック ②〜Amazonベーシック〜

amazonベーシック

【レビュー編】Amazonベーシックのノートって実際どう?


前回の記事では、モレスキンとの比較を中心にAmazonベーシックのクラシックノートを紹介しました。

安くて、モレスキンそっくり。でも実際、ちゃんと使えるの?

今回はその疑問にお応えするべく、4週間しっかり使い倒してみた感想をお届けします。


まず感じたのは、「紙質、意外といいな」という素直な印象です。

  • 万年筆 → インクフローの多い筆記具ですが、にじみはやや見られるものの、裏抜け(次のページに染みる現象)は最小限に抑えられていました。メモ程度なら、両面使ってもストレスは少ないでしょう。
  • ゲルインキボールペン → スルスルと滑るように書けて、引っかかる感じはゼロ。力を入れずともスムーズに文字が乗ります。日常的に使うにはかなり快適です。裏抜けもほぼなし。
  • ジェットストリーム → よく使うことから、個人的に“書き味の基準”としているのがジェットストリームなのですが、発色も良く、滑らかさも上々。紙とペンの相性はかなり良好といえます。
  • シャーペン → 若干のザラつきが感じられましたが、これはむしろ「書いている感」を味わえます。細かくメモを取るにはちょうど良いバランスかもしれません。

紙の厚みや手触りに関しては、やはりモレスキンほどの“重厚感”はありません。とはいえ、軽さ=取り回しのしやすさでもあります。バッグに入れてもかさばらず、持ち運びが苦になりません。

また、ノートの開き具合が非常に優秀で、180度しっかり開いてくれます。ページの端まで無理なく筆記できるので、ストレスなく使える設計です。

Amazonベーシックのクラシックノートを開いている画像

もちろん、いくつか気になる点もあります。

  • 表紙はほんのわずかに柔らかめ。
     表紙はほんのわずかに柔らかめ。持ち歩きには支障ありませんが、耐久性については今後の長期使用で見えてくるかもしれません。ただ、通常の使い方であれば特に問題はないでしょう。
  • 表紙の質感も、わずかに物足りない。
     どうしても、モレスキン特有の“しっとりとした高級感”には及びません。
  • ゴムバンドはわずかに固め。
     使い始めから「ちょっときついかも?」と感じる方もいるかもしれません。

とはいえ、1冊あたり1,000円以下という価格を考えれば、これらは「欠点」というより**コストを抑えた“仕様”**と捉えるべきでしょう。

むしろ、「この価格でここまでやる?」という完成度には、良い意味での驚きがあります。


一番のポイントは、やはり「気軽に使える」こと。

高価なモレスキンだと「何書こう…」とちょっと身構えるのに対し、Amazonベーシックは**“書きたいままに書ける”**感覚。 落書きでも、雑なToDoでも、迷いなく書ける安心感があります。

「書く」こと自体をもっと自由にしてくれる存在ですね。


結論をひと言で言うと、

Amazonベーシックのノートは思考のワークスペースとして非常に優秀。

<span class="fz-12px"><strong>しば</strong></span><strong><span class="fz-12px">あいうえ</span></strong>
しばあいうえ

アイデアをどんどん書いておけるね。

アイデアの種や、毎日のタスク、ふとした気づき。 そんな“とりあえず書きたい”衝動を受け止めてくれる、頼れる日常ノートです。

モレスキンとは方向性が異なりますが、それぞれに魅力があり、用途によって使い分けたくなる存在です。

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