〜Feature・Advantage・Benefitで、伝え方が変わる〜
こんにちは。あいうえです。
今日も、みなさんの生活にちょっと役立つお話をお届けします。
はじめに
商品やサービスを紹介するとき、 「いいものなんだけど、うまく伝えられない…」 そんな悩み、ありませんか?
実は、商品の魅力を“うまく伝えるコツ”があるんです。 それが「FAB(ファブ)」というフレームワーク。
今回は、マーケティングや営業だけでなく、ブログやSNSでも役立つ「FAB」の考え方をご紹介します。
FABとは?
商品やサービスの魅力をわかりやすく伝えるためのフレームワーク、それが「FAB」です。 3つの要素から成り立っており、順番に伝えることで“伝わる説明”ができます。
項目 | 内容 |
---|---|
Feature(特徴) | 商品やサービスが持つ機能・仕様のこと。 |
Advantage(利点) | その特徴がもたらす優位性。他と比べて優れている点。 |
Benefit(恩恵) | 顧客が実際に得られる価値・メリット。最終的な満足にどうつながるか。 |
ポイントは、「F → A → B」の順番で説明すること。 ただ機能を並べるだけでなく、「それが何の役に立つのか?」まで伝えることで、相手の心に響きやすくなります。

しばあいうえ
順番がたいせつなんだね
具体例でFABをイメージしよう
FABはシンプルですが、実際に使ってみると効果的です。 ここでは、2つの身近な例で見てみましょう。
スマートフォンの場合
項目 | 内容 |
---|---|
Feature | ポートレート機能付きカメラ |
Advantage | より美しく人物を撮影できる |
Benefit | 思い出の写真をキレイに残せる |
ティーカップの場合
項目 | 内容 |
---|---|
Feature | 取っ手がついている |
Advantage | 熱い飲み物でもやけどせずに持てる |
Benefit | 温かい飲み物を安全に楽しめる |
どちらの例も、機能をただ伝えるのではなく「だからこそ、あなたにとってどんな良さがあるのか?」まで言葉にすることで、ぐっと魅力的な提案になります。
FABはどんな場面で使える?
FABは、「伝えたいことがあるけど、うまくまとまらない…」というときにぴったりなフレームワークです。 次のような場面で特に力を発揮します。
活用シーンの例
- 商品紹介やレビュー記事 → 単なる機能紹介で終わらず、「それがどう役立つのか」まで自然に伝えられる。
- 営業トーク・プレゼン資料 → 相手が知りたい「結局どう良いの?」に先回りして答えることで、納得感が増す。
- SNSでの紹介文や広告コピー → 限られた文字数でも、魅力をコンパクトかつ説得力を持って表現できる。
特に「Benefit(恩恵)」までしっかり言語化することで、読み手の共感や行動につながりやすくなります。
次回予告:FABだけじゃ足りない?FABEと注意点もチェック! 後編では、「FABEという応用」や「FABの落とし穴」もご紹介します!
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